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犬種ごとに注意したい病気

犬種ごとに注意したい病気

ワンちゃんは、犬種によって体格や骨格、顔の形、皮膚や被毛の特徴が異なります。そのため、犬種ごとに注意したい病気や、日頃から見ておきたい体調の変化があります。
もちろん、同じ犬種だからといって必ず同じ病気になるわけではありません。しかし、その犬種に多い傾向を知っておくことで、早めの受診や予防につなげやすくなります。
あさひ動物病院では、犬種の特徴、年齢、生活環境、普段の様子を踏まえながら、その子に合った診療や予防をご提案しています。

小型犬(トイ・プードル、チワワ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、マルチーズなど)

小型犬では、膝蓋骨脱臼、歯周病、気管虚脱などに注意が必要です。

小型犬で気をつけたい症状
  • 後ろ足を上げて歩く
  • スキップするように歩く
  • 段差を嫌がる
  • 口臭が強い
  • 歯石が多い
  • 興奮時や散歩中に「ガーガー」とした咳が出る

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿が本来の位置から外れてしまう病気です。歩き方の違和感として現れることが多く、症状が進むと足への負担が大きくなる場合があります。
また、歯周病も小型犬に多い病気の一つです。口臭や歯石、歯茎の赤みがある場合は、早めにお口の状態を確認しましょう。気管虚脱では、咳や呼吸のしづらさが見られることがあります。

胴長の犬種(ミニチュア・ダックスフンドやコーギーなど)

胴が長い犬種では、椎間板ヘルニアに注意が必要です。
椎間板ヘルニアは、背骨の間にある椎間板が神経を圧迫し、痛みや麻痺を引き起こす病気です。

早めに受診したいサイン
  • 背中や腰を痛がるく
  • 抱っこを嫌がる
  • 段差を上がらない
  • 後ろ足がふらつく
  • 歩き方がいつもと違う
  • 急に元気がなくなる

重症になると、足が動かしにくくなったり、排尿に影響が出たりすることもあります。痛みのサインがある場合は、無理に歩かせず、早めにご相談ください。

短頭種(フレンチ・ブルドッグ、パグ、シーズー、ペキニーズなど)

短頭種は、鼻が短く、顔の構造に特徴があります。そのため、呼吸器のトラブル、皮膚トラブル、眼の病気、熱中症に注意が必要です。

短頭種で見られやすい症状
  • いびきが大きいく
  • 呼吸が苦しそう
  • 暑さに弱い
  • 興奮すると呼吸が荒くなる
  • 顔や体のしわが赤い
  • 目をしょぼしょぼさせる
  • 涙が多い

特に夏場や湿度の高い日は、呼吸器に負担がかかりやすくなります。暑い時間帯の散歩を避け、室内の温度管理にも注意しましょう。
また、しわの間に汚れがたまると皮膚炎につながることがあります。赤み、におい、かゆみがある場合は、早めに確認することが大切です。

心臓病に注意したい犬種(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、チワワ、マルチーズ、トイ・プードルなど)

シニア期になると心臓病が見つかることがあります。

心臓病で気づきたい変化
  • 咳が出る
  • 疲れやすい
  • 散歩の距離が短くなった
  • 寝ているときの呼吸が早い
  • 以前より元気がない
  • 呼吸が苦しそうに見える

心臓病は、初期には目立つ症状が出にくいこともあります。健康診断や聴診、必要に応じたレントゲン検査、超音波検査によって、早めに状態を確認することが大切です。

皮膚トラブルに注意したい犬種(柴犬、フレンチ・ブルドッグ、シーズー、トイ・プードル、ミニチュア・シュナウザーなど)

皮膚のかゆみや赤み、外耳炎などが見られることがあります。

皮膚トラブルのサイン
  • 体をよくかく
  • 足先をなめる
  • 耳をかゆがる
  • 皮膚が赤い
  • 毛が抜ける
  • フケが多い
  • 耳のにおいが気になる

皮膚病は、放置すると、かき壊しやなめ壊しによって悪化することがあります。薬、シャンプー、食事管理など、その子に合ったケアを行うことが大切です。

シニア期に気をつけたい病気

犬種に関わらず、年齢を重ねると心臓病、腎臓病、関節疾患、歯周病、腫瘍、認知機能の変化などが増えてきます。年齢のせいと思われやすい変化の中に、病気のサインが隠れていることもあります。

シニア犬で注意したい変化
  • 寝ている時間が増えた
  • 食欲が落ちた
  • 水を飲む量が増えた
  • トイレの失敗が増えた
  • 段差を嫌がる
  • 夜に落ち着かない
  • 歩くスピードが遅くなった

シニア犬では、症状が出る前から体の中で変化が進んでいることもあります。定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見や、今後のケアにつなげやすくなります。

犬種の特徴を知り、早期発見につなげましょう

犬種の特徴を知り、早期発見につなげましょう

犬種ごとに注意したい病気を知っておくことは、大切なワンちゃんの健康を守るために役立ちます。日頃から体調や行動の変化を見ておき、気になることがあれば早めに動物病院へ相談しましょう。
あさひ動物病院では、犬種の特徴や年齢、生活環境を踏まえた診療を行っています。大阪市旭区でワンちゃんのかかりつけ医をお探しの方、病気の早期発見や健康管理について相談したい方は、お気軽にご相談ください。

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