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猫種ごとに注意したい病気
ネコちゃんは、猫種によって体格、骨格、顔の形、被毛の長さ、性格や活動量に違いがあります。そのため、猫種ごとに注意したい病気や、日頃から見ておきたい体調の変化があります。
同じ猫種だからといって、必ず同じ病気になるわけではありません。しかし、その猫種に多い傾向を知っておくことで、普段の小さな変化に気づきやすくなり、早めの受診や予防につなげることができます。
あさひ動物病院では、猫種の特徴、年齢、生活環境、普段の様子を踏まえながら、その子に合った診療や健康管理をご提案しています。
短頭種に多い病気(ペルシャ、エキゾチックショートヘア、ヒマラヤンなど)
鼻が短く顔が平たい猫種では、呼吸器のトラブル、眼の病気、皮膚トラブルに注意が必要です。
関節や骨の病気に注意したい猫種(スコティッシュフォールド、マンチカンなど)
特にスコティッシュフォールドは、骨や軟骨に関連した病気が見られることがあります。歩き方や座り方の変化、ジャンプを嫌がる様子は、痛みのサインである場合があります。
関節トラブルで気づきたい変化
- 高い場所に登らなくなった
- ジャンプをためらう
- 歩き方がぎこちない
- 触ると嫌がる場所がある
- 寝ている時間が増えた
- 爪とぎや遊びをあまりしなくなった
ネコちゃんは痛みを隠すことが多く、飼い主様から見ると「年齢のせいかな」と感じることもあります。しかし、動きの変化の背景に関節の痛みや骨の異常が隠れている場合があります。
心臓病に注意したい猫種(メインクーン、ラグドール、アメリカンショートヘア、ブリティッシュショートヘアなど)
ネコちゃんの心臓病は、初期には症状が分かりにくいことが多く、健康診断や検査で見つかる場合もあります。
腎臓病・泌尿器疾患に注意したい猫種
猫種に関わらず、ネコちゃんは腎臓病や泌尿器疾患が多い動物です。特にシニア期になると、慢性腎臓病が見つかることがあります。また、若い猫でも膀胱炎や尿石症などに注意が必要です。
泌尿器トラブルで見られる症状
- トイレに行く回数が増えた
- 尿の量が少ない
- 尿が出にくそう
- 血尿がある
- トイレ以外で排尿する
- 水を飲む量が増えた
- 体重が減ってきた
特に男の子の猫では、尿が出なくなる尿道閉塞が起こることがあります。何度もトイレに行くのに尿が出ていない、苦しそうにしている、元気がないといった場合は、早急な受診が必要です。
長毛種に多いトラブル(ペルシャ、メインクーン、ラグドール、ノルウェージャンフォレストキャットなど)
長毛種では、毛玉、皮膚トラブル、毛づくろいによる胃腸の不調に注意が必要です。
長毛種で気をつけたい変化
- 毛玉が増えた
- 皮膚が赤い
- フケが多い
- 毛づくろいが減った
- 吐く回数が増えた
- お尻まわりが汚れやすい
毛玉を放置すると、皮膚が引っ張られて痛みや炎症につながることがあります。ブラッシングや定期的なお手入れが大切ですが、嫌がる場合や皮膚に異常がある場合は、無理をせずご相談ください。
シニア期に気をつけたい病気
猫種に関わらず、年齢を重ねると腎臓病、心臓病、関節疾患、歯周病、甲状腺の病気、腫瘍などが増えてきます。
シニア猫で注意したい変化
- 水を飲む量が増えた
- 体重が減ってきた
- 食欲が落ちた、または急に増えた
- 高い場所に登らなくなった
- 口臭が強い
- 毛づやが悪くなった
- 夜に鳴くことが増えた
ネコちゃんは体調不良を隠しやすいため、症状に気づいたときには病気が進んでいることもあります。シニア期には、定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見や今後のケアにつなげやすくなります。
猫種の特徴を知り、早期発見につなげましょう
猫種ごとに注意したい病気を知っておくことは、大切なネコちゃんの健康を守るために役立ちます。日頃から食欲、排泄、体重、呼吸、歩き方、毛づやなどを見ておき、いつもと違う様子があれば早めに相談しましょう。あさひ動物病院では、猫種の特徴や年齢、生活環境を踏まえた診療を行っています。
大阪市旭区でネコちゃんのかかりつけ医をお探しの方、病気の早期発見や健康管理について相談したい方は、お気軽にご相談ください。